フローレンス・ピューとデヴィッド・ハーバーが好きすぎる。
「サンダーボルツ*」で観たかったものや期待していたものがギュッと凝縮されていて、個人的にはMCUシリーズの中でもトップクラスに好きな作品になったと思っている。
この感想ではポストクレジットまで触れていくつもりなので、本作においては公式による被弾もあったけど、それでもなおネタバレNGの方はお早めに劇場に足をお運びいただきたい。観ないと後悔することになる。
予習に必要な作品
今回も例に倣って、サンダーボルツの前に観ておいたほうがいい作品を記載しておく。
時系列的に本作と近しい作品なので、ブレイブニューワールドも観ておきたいところだけど、配信され始めたばかりってところもあって、今時点では少なくともドゥームズデイまでに一度は観ておけばいい程度でも良さそう。
ブラック・ウィドウ
本作は、ナターシャ・ロマノフの妹でもありナターシャ同様ウィドウとして裏社会で暗躍していたエレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)を中心に描かれているので、エレーナが初登場したブラック・ウィドウは必須。父でありソ連版キャプテン・アメリカとも言えなくもないレッド・ガーディアン、アレクセイ・ショスタコフ(デヴィッド・ハーバー)、タスクマスターとの関係性なんかも知ることができるので、観る観ないでは物語への没入感がかなり変わってくる。映画だから多少敷居は低いし。
ファルコン&ウインターソルジャー
バッキーも重要な役割を担っていることや、キャプテン・アメリカ継承にあたって確執のあるジョン・ウォーカーとのエピソードが描かれている。
いっとき、ウォーカーがキャプテンに任命されていたってことがわかっていれば何とかなる。
アントマン&ワスプ
量子界隈のヴィラン、エイヴァが登場した作品。彼女の能力を知るにはこちらから。
予告映像
ヒーローになれたかもしれないのに、道を踏み外してしまった者たちの再生と、つよつよヴィランとの戦いを描いた物語。
予告の時点でアレクセイがいかに最高なのかが伝わってくる。
感想
内容はオブラートに包みつつも、感想を書くとどうしてもネタバレに繋がってしまうので、ここから先は要注意。
各メンバー
予告からもわかるとおり、主役はエレーナだ。
映画「ブラック・ウィドウ」の中で家族との確執、特にナターシャとの関係の改善がエレーナに与えた影響はとても大きかったであろうことが、エレーナ自身が虚無感だったり罪悪感から脱却しきれていない描写からひしひしと伝わってきた。
偽物だとしても家族は家族だし、アレクセイの父親っぷりも垣間見ることができたことも本作のポイント。
他のキャラにしては、今後の戦いで活躍が期待できそうな強さもあって、このままヒーローとしてガンガン前に出ていって欲しい。
特に、ウォーカーの身体能力、戦闘スキルがかなり高くて、ドラマでは血清の力をあまり見ることなく終わっていたこともあってビビった。
タスクマスターについては、もうやめたげてよ……としか言えない。
プロモーションのたんびに影が薄くなっていく彼女は公開前からひとつのネタにはなっていたけど、もっと活躍したってよかったのに。ある意味一番救済されて欲しいキャラでしょ?
あの計画
本作のヴィランとして、ヴァレンティーナが仕掛けたセントリー計画。
原作はあまり知らないけど、セントリー自体は強さの割にかなり不安定で、良くも悪くもいろんな場面に活用できそうなキャラクターが出てきたという印象。
太陽1000個分だったかな?原作設定よりナーフされてるかもだけど、ヒーローとして見るなら歴代最強。初期コスはなんか絶妙にダサかった。
狡いながら強かな感じが憎むに憎めないヴァレンティーナもまた何かしら暗躍してほしい。
*の意味
これは公式ネタバレを被弾した人もいるんじゃないかな。僕はある程度情報を遮断していたおかげでギリ無事だった。
*をめぐってサムとバッキーが揉めているような状態っていうのは、ブレイブニューワールドなんだったの?とも思いつつ、サム自身、キャプテンとして相当な重責を感じているってところもあったし、ウォーカーはじめ悪の道を歩いていた人たちとすんなり仲良くなるのもそれはそれで違うよな。って具合で個人的には納得はできているつもり。
エンドクレジット
ポスクレはね、アレクセイによる劇中の伏線回収というかファンサみたいなところもあって単純に良かった。
肝心なのはエンドクレジット。
*の意味のところで書いた内容も被るというか、サム云々はこっちでの描写なんだけどね。
場所はウォッチタワー?
サンダーボルツの戦いから14か月が経って、エレーナのいう「スペースクライシス」っていうのが現在のMCU時系列で既に宇宙規模の異常事態が起きていることを示唆していて、衛星からの映像を確認すると「④」と書かれた宇宙船が地球に向かってきているっていうシーンで終わって、サンダーボルツのメンバーは帰ってくる、と。
7月公開のファンタスティック4において、20世紀FOX版「銀河の危機」でも描かれていたのと同じように、別アースのファンタスティック・フォーがいる地球に対してシルバーサーファーがギャラクタスを連れてくるし、F4ファーストステップ予告内でリチャードが「次元を広げてしまったせいだ」みたいなことも言っていることから、アース616においても何かしらの異常によって干渉を受けているだろうということがわかる。
ドゥームズデイに向けて物語が一気に加速し始めているようでかなりワクワクした。
アース616に飛来する宇宙船が、ファーストステップの前なのか後なのか。
F4とドゥームのどちらが操縦しているのか。
それほどの異常事態ともなれば、14か月の間にサムがアベンジャーズメンバーをリクルートして動き始めているだろうし、ファーストステップを観終わったら、MCUの情報は可能な限り遮断しようと思う。
7年ぶりのアベンジャーズ映画ともなれば相当気合いが入るよね。
終わりに
サンダーボルツは、近年のMCU作品と比べてとても質の高い作品だったと思う。
泣いてしまったシーンもあったぐらいだし。
そのおかげなのか知らんけど、パンフレットを買えてないんだよな……。
エンドゲームのときは念には念をとパンフレット発売日に確保しに行ったりってのもあったけど、まさかサンダーボルツでこんな事態になるとは、期待こそすれそんな危惧はしてなかった。
重版なんてあるのかわからないけど、映画館が近いときは立ち寄ってみようと思う。
以上