はるきちのへや

日々のアウトプット

無印良品南乗鞍キャンプ場に行ってきた

火の粉で背中に穴空いた。

自宅で使ってるコットンのエプロンは着てたけど、風に乗って背中に着地した火の粉がモンタベアTシャツに小指がギリ通らないぐらいの穴が開いた。
化繊なのでチリッチリ。火傷はしなかった。

ということで、雨のなか設営から苦労した四尾連湖キャンプから約3ヶ月。リベンジも兼ねての今年二度目のキャンプに行ってきた。

harukichi-room.com

片道直行6時間の距離にある「南乗鞍キャンプ場」は、新しいギアのデビュー戦ということもあって大いに期待していたが、天候も含めその期待を裏切ることなく応えてくれた。
写真をいくつか載せつつ、今回のキャンプの感想をざっくばらんに書きなぐっていこうと思う。

設備がいい

何がいいって、山の上なのにその辺の銭湯となんら変わりないレベルで露天風呂を堪能できること。
わざわざ山を降りて日帰り温泉に行かなくてもいいし、目の前に御嶽山っていう最高のロケーション。
公式サイトには、南乗鞍はドライヤー使用不可って記載があるんだけど、無印のドライヤーが一個備え付けられてるから大丈夫。まぁ男女ともに一個しかないので、特に女性は混雑時にちょっと気を遣うかも。

www.muji.net

無印のキャンプ場はどこも共通で無印良品の日用品とかカレーなんかの食料品が置いてある。レンタル品も一通り揃っていて、極端に言えば着替えだけ持っていけば現地調達でキャンプできる。
管理棟が開いてる時間ならめっちゃ綺麗なトイレもあるし、各サニタリー棟のトイレもキャンプ場としては綺麗なほう。
予約は外部サイト「なっぷ」からできて、サイトごとに写真が載っている。
マップで管理棟、サニタリー棟の位置を見て、あとは好きなロケーションを選べば良い。
僕は今回、雨の四尾連湖でこじらせていたからBエリアで池の近くのサイトを選んだ。

Bエリアのなかでもカヤック池周辺のいくつかのサイトは、木が少なめで見晴らしがいい。林間みたいな木に囲まれてたり、うっそうとしたロケーションが好みじゃない人には合ってると思う。周りは子連れも多かった。管理棟も近いしね。

↑B18から撮影。左側の芝のあたりがB27、B30。奥のほうほど茂っている。

関東からだとめちゃ遠い

行く前からわかってはいて、予約するにもかなり悩んだ。
中央道を伊那ICで降りてから約2時間ほど国道361号に沿ってひたすら山のなかを走ることになる。
お盆を避けたけど、行き8時間、帰り10時間。1泊2日だったら確実に死んでいた。
それでも運転を頑張った分、山を降りれば1時間ほどで高山市街に行けるので、飛騨牛が楽しめる。
時期によっては駐車場を探すのが大変かもしれない。

イチボ100g。4,300円也。ブッチャーズ飛騨高山にて。

ちなみに無印キャンプ場だと嬬恋にも行ったことがある。関東の民なら嬬恋だね。帰り際に軽井沢で観光しよう。

新ギア導入

今回のキャンプで新調したものは以下。
・テント
・スリーピングマット
・照明
・ダッチオーブン

見事にすべてコールマン。
特にテントを買い替えたことで、快適さが爆上がりした。
たしか6年前ぐらいに買ったスノピのアメニティドームLは、前室に入るのも部屋に入るのもずっと中腰で、座骨神経周りに不安がある僕にとっては死活問題だったところ、念願の2ルームテントになると、ファスナー上げるために屈む必要があるだけで、両部屋どっちも立ったまま生活できるのが最高すぎた。
腰痛持ちの方は気にされたほうが吉。

2023年モデル。コットンライクでちょっぴり高級感があって、キャノピーポールも付いてくるから基本買い足し不要。
ただ、付属品がプラペグプラハンマーなので硬い地面にほぼ無力。ソリッドステーク、スチールハンマーはあったほうが良いかも。
あと、入口のファスナーが噛みやすい。
アメニティドームのグランドシートはそのまま流用していて、フロアマットは若干大きくて端を少し折り曲げて敷いた。使えてよかった。

ダークルームとの比較でもちょっと迷ったけど、フルスカートで3.5シーズンぐらい使えそうってところで断念。ゆるキャン△よろしく冬キャンやってみたいんだよね。


マットも今までは↓みたいな「見たらわかる安いやつ」を使ってたんだけど、ついにインフレーターマットに進化した。

収納までの練習を兼ねて家で一度パンパンになるまで膨らませておくと、現地で使うときに膨らみやすくなる……らしい。
寝心地も、空気マックスより自然なインフレートでまだ伸びしろがあるちょっとやわらかいぐらいが個人的には好き。
腰も痛くなることなく2晩過ごせた。

照明も全然持ってなかったので追加。これは誕生日にもらった。

ガラス製なので、地面に打ち込むタイプのスタンドを買い足したり、紛失したくないから使わない時間帯は車内で保管していた。
誘蛾灯としても目印としても活躍してくれて、実際に蛾が一匹内側で屍になってた。飛んで火にいる夏の虫。

あとこれも。

ec.coleman.co.jp

テント内につるしたり、テーブルに置いても影ができないからリビングスペースでも活躍。質感もなかなか良くて気に入った。
直営店orオンライン限定。

ダッチオーブンは予熱がクソ重要。煤汚れは気にせず焚き火に放り込むべし。
煤なんて手に洗剤付けてこすれば結構落ちてくれる。
8インチは野菜を丸ごとローストしようとすると素材の大きさによっては蓋が閉まり切らないから10インチ以上でもよかった。

リベンジマッチ大勝利

2泊3日でゆったり過ごせた。日中はほとんど晴れていたのでコンディションも抜群だった。無印のキャンプ場、一度は訪れてみて欲しい。
気持ち的には避暑も兼ねていたんだけど、標高1,600mほどではあるものの、地形的な問題なのか嬬恋とか関東の高原と比べると日中の気温は30度とそれなりに暑かった。もちろん早朝はフリースを着てちょうどいいぐらいまで気温が下がるし、コンクリートの熱地獄は忘れられる。

harukichi-room.com

ちょっとしたアクシデントがあったり、遠距離の疲れが昨日まで残ってたものの、結果的には大満足のキャンプとなった。
もうちょっと早い時期ならミヤマクワガタなど平野部では見られない虫なんかも出会えるようなので、7月ぐらいに行っても良さそう。
そして、ちょっとずつ装備も整ってきたところで、今後は冬キャンにも挑戦したい。
永遠のキャンプ初心者として新ギアを使い倒していく所存だ