はるきちのへや

日々のアウトプット

紙博 in 東京浅草

紙博に行ってきた。

kamihaku.jp

紙にまつわる作品、さまざまなイラストがところ狭しと並んでいて、どこを見ても心が躍る。
個人的にはものづくりに興味がある。
今ではなかなかお目にかかれない昔ながらの活版印刷、シーリングだったり、なかには紙でできてるとは思えないものも見受けられた。
意外と楽しめたのは、スタンプ押し放題かな。僕はノートを持ち込まなかったけど、入り口でもらえるマップに記念スタンプも含めて押しまくった。
まさに紙好きの紙好きによる紙好きのためのイベントだ。
今でこそ紙に触れる機会が減ってきてはいるが、誰しも子どもの頃には触れるものでもあって、多種の製紙技術よろしく自分の手でいろんな手触りの紙に触れることは五感を最大限に刺激できる機会でもある。
そんな体験ができる紙博っていうイベントが楽しくないわけがないのである。

紙博の現場

9時入場とはなっているものの、たぶん8:45~8:50ぐらいに現地入りしてみると、会場内はすでに列を作っていて、なんなら物販にも普通に人が並んでいた。
僕らはまずスタンプさんを探してクリアファイルをもらってから各フロアを探索した。
9時台前半は、なんとなくだけど人気の出展に人数が集中していて、それ以外の場所は見やすかった。

気になったもの

いちばん刺激的だったのは紙で作る楽器だ。
「ペパニカ」は、名前と仕組み、音色からピアニカとかアコーディオンを連想する。実際にそんな感じ。

papernica.base.shop

紙で作ったとは思えないレベルでしっかり音が出る。Cメジャーで半音を使わない曲なら演奏もできる。
和音を出せるタイプもあってめちゃくちゃ本格的。いちばん楽しめたのがペパニカ。

あとは、移動手段として鉄道が好きで、だけど体験したことがなかった硬券切符。
「Kumpel」には、切符と同じ硬券で作られたコレクションがあって、僕は切符サイズのカレンダー、京都駅の切符マグネットと、おそらく生まれて初めて乗った鉄道でもある東西線のセンチメトロを買った。
スタンプ帳もあったみたいで、それも買っておきたかったとちょっと後悔している。
去り際に記念硬券切符をいただいて、自分の手でその切符を切らせてもらった。
すごく気持ちのいい切り心地だった。
やっぱり五感を使っての体験は記憶に残りやすいみたい。

会場をあとにすると、仲見世通りのあたりでうどんを食べ、墨田川沿いに国技館のあたりまで歩いた。
次の開催も、タイミングがあえばお邪魔しようと思う

記念硬券切符